審美歯科について

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審美歯科とは

従来の歯科治療は むし歯を治したり、入れ歯を作ったり といった物理的・肉体的な苦痛を取り除いたり、『咬む』という身体的機能を回復させたりすることに終始していました。
 
現在では その歯科本来の目的に加えて『歯の色が気になる』『歯や歯茎に劣等感があり口元が気になる』『きれいな歯並びにしたい』等々といった精神的苦痛を取り除いて、美しい口元を実現するために、歯や歯茎の色や形、歯並びを整える治療が求められます。
そういった治療分野を審美歯科といいます。
 
審美歯科その内容は多種多様な方法がありますが、これらの審美歯科治療は 繊細な美的感覚やもって生まれたセンスに加え高度なテクニックを必要としますので、どこのクリニックでも出来るものではないようです。
 
また いくら歯や口元を美しくする審美歯科とはいえ、基本的な歯科治療の知識と技術の上に成り立つものです。総合的な判断と正しい治療計画のもと、それにセンスとテクニックが加わってはじめて審美歯科治療だといえます。
 
実際、長年口元、歯にコンプレックスを抱えていた患者さんが治療終了後は、みちがえるように明るくなり、それまで縁の無かった『恋愛』、『結婚』へと半年も経たずにたどりついた例や、長年、夢だった会社や職業につけたといった例が沢山あります。
それほど 口元の自信は、その人を明るく、美しく、好印象に感じさせるものなのでしょう。

 
 

審美歯科を受診するにあたって

審美治療を受ける際に、いくつかの重要なポイントがあります。
審美歯科を受診する
『美しくなりたい』自分の希望と覚悟を明確に!
綺麗な歯並び、美しい口元を実現するには そのために自分自身で覚悟して受け入れなければならないこともあります。
『綺麗になりたいけど 歯を削るのや、抜くのは嫌だ』と考えるのが一般的かもしれませんが自分の希望を実現するためには、なんらかの犠牲が必要になることもあります。
 
そのへんの気持の整理がつくまでは、何度もカウンセリングを受けるべきでしょう。 

 

クリニックの選び方

これは 審美治療に限らず、患者サイドとしては ある意味で最も難しいテーマかもしれません。
審美治療にかんしては、インターネットをはじめとして いろんなメディアをつかっていろんなかたちでの広告・宣伝が氾濫しています。だから一層患者サイドとしては判断に迷うことになるのかもしれません。
 
審美歯科治療確実にいえることは 前にも述べましたが、審美治療といっても ただ単に高価な材料のさし歯を入れればいいのではありません。審美治療の前処置としての基本的な歯科治療がきちんと行われていなければならないということです。
 
外科手術というものを思い浮かべてみてください。経験が長いから手術が上手だとはかぎりません。やはりセンス器用さが必要になってきます。勿論その裏づけとなる広く深い知識も必要です。
そのように考えていくと、そんなに沢山のドクターがいるとも思えません。
 
それでも クリニック、ドクターを選ぶときに『値段の安さ』で選びますか?
コマーシャルでよく見かけるからという理由で選びますか?
患者間の『口コミ』もあてにならないし・・・。ますます混乱してきましたが、いくつかのヒントを挙げます。

  • カウンセリングで解りやすい説明があるかどうか。
  • いいことばかりではなく、デメリットについても説明をしてくれるかどうか。
  • いわゆる波長が合うと思えるかどうか。
  • 治療前後をエックス線や模型などできちんと説明してくれるかどうか。
  • 安いこと、早いことを強調しすぎていないかどうか。
  • 手先が器用そうかどうか。字や絵で意外と判断できることも・・・。
  • 身近な人で実際に治療を受けて、その術前術後を自分で確認できればいいですね。

 
 


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