アタッチメントとして、磁石を利用したものです。
従来のアタッチメントに比べ、支台となる歯への負担などの面では最も優れていると言えるかもしれません。
磁性金属(キーパーといいます)を歯根に埋め込み、磁石を義歯側に装着して 義歯の維持・安定を計るものです。コーヌスデンチャーに比して支台歯が過剰な側方圧を受けることもなく、最近ではかなり磁性の強いものも作られていて 応用範囲も広くなっています。比較的多数歯の欠損に(2~3歯、歯根だけでも残っていれば総義歯にも)応用できます。 いまやアタッチメント義歯の代表といえるかもしれません。 次にあげる'ノンクラスプデンチャー'とともに、審美義歯の双璧といえるかもしれません。
ときどき見かける良くない例として キーパーを埋め込む支台をコーヌス状に高くしてあるものがありますが、磁性アタッチメントの優れた特性である'過剰な側方圧の軽減'効果を損なうことがあるので、設計には充分な配慮が必要になります。
なお、この磁性アタッチメントの義歯を装着している患者さんが気をつけないといけないのは MRIでの検査の際には必ず義歯をはずしておくことです。 正しい検査結果が出ないと同時にアタッチメントの磁性も損なわれることになります。
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://www.pt8.biz/mtos/mt-tb.cgi/29