ホワイトニングの方法選択

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歯の黄ばみ、黒ずみ、前歯の部分変色

歯の黄ばみ、黒ずみ

 ステインやタバコのヤニなどの外来色素の付着は、審美歯科での歯のクリーニングでほぼ本来の状態に戻ります。クリーニングは数ヶ月に一度くらいの頻度で審美歯科を受診するのが理想的といえます。

 また、歯は加齢とともに黄ばんできて色が濃くなるのが一般的ですが、この加齢による色調の変化には、比較的ブリーチング(歯の漂白)の効果が大きいとされています。しかし、『白い歯』にしたい程度によっては、他の効果的な治療法が必要となることも少なくありません。 
 他の、歯質自体の変色や着色については 以下の症例で解説します。


特定の歯の変色

 特定の1歯や2歯の変色として考えられるのは、

Ⅰ.むし歯の治療で歯の神経を取ってしまって数年経過した場合

 一般的に『歯の神経』といわれているのは、厳密には歯髄といって、神経だけでなく、血管も含まれていて歯に栄養を供給しています。この歯髄がなくなると、枯れ木同然になり、その結果だんだん変色してくるのです。

Ⅱ.打撲などで歯髄が切断したり、強度の刺激によって 歯髄が壊死してⅠと同じ経過を辿った場合。

Ⅲ.充填物や補綴物の変色。


歯のしま模様

 歯の表面にしま模様を呈するものとして、

Ⅰ.エナメル質の形成不全、形成異常、石灰化不全など

 歯の発育・成長過程で種々の原因(母親が受けた打撲などの外的・物理的要因など)のため、一定期間エナメル質の形成や石灰化が不十分となり、他の部分との色調や形態の違いがしま模様となること。

Ⅱ.乳幼児期に服用した薬剤(テトラサイクリン系の抗生物質など)の影響で歯の象牙質に発現した着色が歯の石灰化の時期との関係でしま模様を呈したもの。
などがあります。


歯の表面の白い斑点

 歯の表面に白い斑点(まれに縞状)が浮き出ていることがありますが、これは エナメル質の石灰化不全やフッ素沈着症(歯の発育・形成期に飲料水などから過剰のフッ素が摂取されることでエナメル質に変色がおこる)といわれるものなどが考えられます。

 これらの白い斑点は、黄色~褐色へと変色することもあります。斑点の部分を削って歯科用レジン(合成樹脂)で埋めてあるのを時折見かけますが、前述したように充填材の変色や二次カリエスの問題があり、適切に審美性を獲得するには、やはり、ラミネートベニア法が最適な治療法といえるでしょう。


多数の歯の色が悪い、金属のつめもの

多数の歯の色が悪い

 歯列の大部分や歯列全体にわたって、歯の色が悪い場合は、乳幼児期に服用した薬剤(テトラサイクリン系の抗生剤など)の原因による象牙質、エナメル質などの変質・変色や、前述したエナメル質形成不全症、フッ素沈着症などが考えられます。


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